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| - | 2011.03.25 Friday | - | - | pookmark | author : スポンサードリンク |
 

3年前より、

日本記念日協会さんから

月は関係なく「29日・金曜日」は『キン肉マンの日』となることが制定され、

今回五回目となる『キン肉マンの日』が10月29日(金)に行われました。



今まで映画祭やプロレス興行など、

あらゆることにチャレンジしてきたニクの日ですが、

今回は初めてゆでたまごの嶋田と中井がトークライブをおこなうことになりました。



会場も爽快なイメージとは180度趣きの異なる、

アングラ臭がプンプンに漂う新宿ロフトプラスワン。



なにやら悪魔超人の巣窟のような場所なので、 

最初はわたしどももこれじゃ人が集まらないと難色をしめしたんですが、 

チケットを発売してみると、これが約6分で瞬殺。



当日も18時からの客入れにも関わらず、 

14時から並んでいたお客さんがいたと聞くので、

19時の開演はこの上ない熱気。



おかげでアングラ臭漂う会場が、

正義超人大好き爽快臭にかき消されいい雰囲気。



歴代担当とのトーク、

キン肉マン芸人で名高いバッファロー吾郎さんとのトークと

コーナーごとに観客から爆笑や驚きの声があがる。



そしてなんといってもメインイベントは

ゆでたまご中井のリアルペインティングのコーナー。 



スクリーンに描き出されるキン肉マンやテリーマンの絵に、

観客からため息や称賛の声が…。 



となりの私もその様子を見ていてなぜか嗚咽がもれそうになる。



31年前、二人で上京したての頃は、

誰も自分達のことも知らず、

また何を描いている漫画家かも知られなかった。

吹けば飛ぶような存在だった自分たちが、

今はゆでたまごという看板を背負い、

キン肉マンという代表作で超満員のお客さんを前に

二人でトークしているのだから、

何か夢の世界にいるかのようだ。



ラストにはサプライズで、

バッファロー吾郎のおふたりより

私への満50歳のバースディケーキのプレゼント、

そして観客の皆さん全員によるハッピーバースデーツーユーの合唱。



まじで涙ぐんでしまいました。



戻った楽屋で、

中井くんともっと面白い作品を作ろうと

誓いあったのはいうまでもありません。



来年のニクの日をお楽しみに。




| - | 2010.11.09 Tuesday 05:29 | comments(7) | trackbacks(0) | pookmark | author : TAKASHI SHIMADA |
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PROFILE

嶋田隆司
漫画家ゆでたまごのストーリー部門、原作シナリオ担当。1960年10月28日、大阪府大阪市西淀川区生まれ。小学生の頃にゆでたまごの相方である中井義則と出会い、中学時代からコンビで漫画を描き始める。中学2年生のときに描いた『ラーメン屋のトンやん』が近鉄漫画賞を受賞。1978年、高校3年生のときに描いた『キン肉マン』が赤塚賞準入選となり、翌1979年5月から『週刊少年ジャンプ』誌上にて『キン肉マン』の連載をスタート、漫画家デビューをはたす。1983年4月にはテレビアニメ放映がスタート。1984年7月には劇場版アニメも公開され、キャラクター商品の人気等も合わせて爆発的なキン肉マンブームを起こす。1985年、小学館漫画賞を受賞。ほかの代表作に『闘将!! 拉麺男』『ゆうれい小僧がやってきた!』などがある。現在、『週刊プレイボーイ』誌上にて、『キン肉マンII世』を好評連載中。
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